ネットワーク経済性とは?【グロービス学び放題】 

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手数料10%、市場への後発参入のメルカリが選ばれるのはなぜ?

C2Cのフリマアプリで圧倒的シェアを誇る、メルカリ。競合は手数料無料のフリルやラクマなど多数あるにも関わらず支持されている背景には、ネットワーク経済性が働いていると考えられます。ネットワーク経済性とは、他の参加者が増えれば増えるほど、個々の参加者の利便性が増す現象です。

■ネットワーク経済性とは?(視聴時間54秒)

2015年のデータによれば、約9割のフリマアプリユーザーが利用しているそうです。

メルカリは、競合が既にサービスを始めていた中で参入し、いち早くテレビCMを打ちました。そして一気にユーザを増やしました。同時に、出品しやすく(売りやすく)、欲しい時にすぐ買えるという手軽さ、安心した取引ができるサポートによって、ユーザが利用しやすいよう工夫しました。

また、他のフリマアプリが「女性向け」などターゲットがあったのに対し、商品のジャンルを絞らない戦略をとりました。そのため、より多くのユーザが参加し、様々な商品が出品されるようになりました。

こうしてユーザが増えた結果、

・売り手…何でも出せば売れる
・買い手…何でも探せば見つかる

と言う状態、つまりネットワークの経済性を効かせることに成功しました。この状態は、競合がサービスを改善しても容易に真似できず、それゆえにメルカリユーザもサービスを変えようと思わないわけです。

なお、ネットワーク経済性を効かせるためには、スモールスタートで状況を見ながら打ち手を考えるよりも、投資をして一気にユーザを取り込む戦略が有効です。この概念を知っていると、ネットワークの経済性が効くような事業の打ち手を考える際に役立ちますね。

 

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