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ネットベンチャーのトップが語る、経営を続けるのに大切なこと

投稿日:2015/09/13更新日:2019/04/09

スペースマーケット代表取締役・重松大輔氏×Sansan代表取締役・寺田親弘氏×アカツキCEO・塩田元規氏×本荘事務所代表・本荘修二氏
あすか会議2015
第5部 分科会「アントレプレナーたちが変えていく未来~ネットベンチャーの最新潮流~」

インターネットの進化は、我々の生活を根底から変えつつある。AirbnbやUberの出現によって、所有の概念が変わり、クラウドの進化によって、知のあり方やコミュニティが変わっていく。アントレプレナーたちは世界をどのように変えていくのか。シェアリングエコノミーサービスを展開するスペースマーケット重松大輔氏、クラウド名刺管理サービスを展開するSansan寺田親弘氏、ゲームビジネスで躍進するアカツキ塩田元規氏をパネリストに迎えて議論する(視聴時間1時間13分45秒)。

塩田 元規氏
株式会社アカツキ 共同創業者 代表取締役 CEO
重松 大輔氏
株式会社スペースマーケット 代表取締役
寺田 親弘氏
Sansan株式会社 代表取締役
本荘 修二氏(モデレーター)
本荘事務所 代表(経営コンサルタント)

【ポイント】
・「感情を報酬に、発展する社会」というビジョンをつくっている。心や繋がりを大切にして、ひとりひとりの力で変えていけるような社会をつくりたい。ゲームは「人の心を動かすしくみ」と定義している(塩田氏)

・自分自身の課題を解決する、というアプローチから創業したいと思っていた。名刺は紙の束である不便さや、隣の部署の人がどういう人と会っているか知らないことからくる無駄もある。これは解決できる課題であり、自分のチャレンジとしてやろうと思った(寺田氏)

・学生の頃、幸せそうな会社の社長に会って経営哲学や人生について聞いたことが今の価値観をつくっている。ものを生み出す時や良いビジネスをつくる時は、組織にある雰囲気や空気感が全てを決める。目に見えない、数字に表わせない領域が大事(塩田氏)

・世の中のハッピーの総量があがるようなしくみ、もっと自由にいろんなことにチャレンジできるインフラをつくりたい。先入観にとらわれている「場所」の価値観を変えることで世の中が面白くなると思った(重松氏)

・目指すのは「当たり前すぎて忘れ去られる」もの。良い会社をつくるための経営的な正しい判断と、目指すビジョンに対してすることの非合理性にズレを感じる瞬間がある。「名刺管理で世界を変える」という明確なビジョンは、経営論では正しさを測れないものだったりする(寺田氏)

・割り切らないというスタイルで経営している。価値を生むことと組織をつくることの2つをどうしたら両方できるかを考える。葛藤した時は周りに問いかけてもらって原点に戻る、ということを定期的にやっている(塩田氏)

・会社はお金を得るために働く場所ではなく、カルチャーマネジメントの場。規模が大きくなってきたので、リーダー育成に投資している。インフォーマルな委員会制度をつくり他部署間でのコミュニケーションを積極的にやっている。カルチャーは縦で落ちてくるのではなく、横の繋がりで生まれるものなので、組織横断的にやることで会社の活性化に繋がる(塩田氏)

(肩書きは2015年7月5日登壇当時のもの)

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